思いはなくならない。旅立ちから何年たっても、大丈夫。

悲しみや、苦しみ
寂しさや
恐れや不安。

 

大切な愛犬の旅立ちを経験して
湧いてくる、
さまざまな思い。

 

それは、
時とともに
なくなったりなんてしないのです。

 

自分の中で
処理し切れなくて

感じることが怖くて

出さないように、
感じないようにして

やり過ごしてきたのなら

 

その思いたちは
時とともに

濃くなっていきます。

 

濃く、重くなってくるから
実際に
「心が重い」と感じることもあるし

何をしていても
なんだかいまいち
全開で楽しめないとか。

 

それでも、
その「思い」を押さえ込み
避けていくと

 

現実として
いろんな「問題」と感じられるような
出来事が
起きてきたりもするのです。

 

生まれた「思い」は、
なくなりはしない。

 

どんな思いも、
感じてダメなものはないのだから、

自分がしっかり
みてあげよう。
感じてあげよう。

 

 

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旅立ってしまった子の
思いを聞ける、

なんて

知らなかったり、

 

知っていても
気持ちの整理がつかず
聞くのがこわいと思っているうちに
月日が流れてしまったり。

 

いろんなことがあると思います。

 

特に、
最期の時に関して

自分がもっとこうしていれば
ああしてあげていれば

など、
自分を責める思いや
罪悪感、無力感　等
をもっている場合

聞くのはこわいと思って
自然ですよね。

 

 

旅立ちから、
何年たっていても

 

何十年たっていても

 

そのあなたの感じた
「思い」は

消えてなくなったりは
しないのです。

 

その「思い」を
感じないように
見ないようにしたままで

たとえば

次の犬を迎えても

 

その「思い」がベースにあるから
いつでも、
そのフィルターをかけて

目の前の子を
見てしまう。
感じてしまう。

 

それは、
まっすぐに
あるがままを
見ることができていない状態です。

 

人も犬も
お互いに、
心地良い状態とはいえないと思います。

 

 

何より、
あの時から

時間がとまってしまって
前に進めないことは

 

誰よりも
自分が一番感じているのでは
ないでしょうか。

 

大切に、
心の奥に仕舞い込んできた

あなたのその、
最愛の愛犬への思いを

 

ひとつずつ
そっと出していって
見ていきましょう。

 

こんなに素敵な時間だったんだね
怖くなんてないね
ひたすら美しい時間をともに過ごして
それはずっとここにあったんだね

と、
分かるから。

 

 

きっと、
頭の中でひとりでぐるぐる
思っていたものと
違う感覚が
生まれることと思います。

 

 

 

大切なものを
大切にしていくために。

 

時間を前に進めても
あの子と過ごした時間は永遠だから。

 

大切に整理して
あたたかなものに
かえていこう。

 

まっすぐに

自分の思いを
迎えにいこう。