吠えてしまう犬と、止められない飼い主。

「うちの子、吠えるんです。」

こういう飼い主さんは、
まるで「この子はそういう子だから」、
吠えることは仕方のないこと。
という言い方になっている。

そうです、犬だから吠えること自体は、
当たり前のことです。
問題なのは、そこではないですよね。
吠え「続ける」こと、
吠えを制止できないこと、が本当の問題です。

なのに「うちの子、吠えるんです。」と言ってしまう時、
実は、
「私は悪くないんです。」を同時に抱えている人が多いのです。

責任を犬に負わせてしまっている。

人や犬に迷惑をかけるとか、
そういう問題はもちろんありますが、
今日は、犬の体の面から考えて欲しいのです。

そもそもペットとして人と暮らす犬は、
人間の都合で、人間社会に入ってきています。

だから、人間社会で暮らすルールを
人が教えてあげないと、分からないんです。

教えられていなければ、分からないし
できないことも多い。
分からないことが多いということは、
世界は不安だらけです。

いつ、何が、どうやって
襲いかかってくるかもわからない。
どう対処すればいいかも、わからない。
誰も、守ってくれない。

飼い主さんは、守っているつもりかもしれませんが、
吠える犬は、そうは思っていません。
もし、飼い主さんが守ってくれると感じているなら、
吠え続けることはないからです。

吠えが多いなら、現に、守れていない状態です。

ということは、
常に、交感神経を高めていなければならない。

これは大きなストレスです。
体への負担です。

人も犬も、
動と静、交感神経と副交感神経のバランスで
生きています。

それが、常に交感神経が昂った状態で生きるということは
体には大きな負担がかかり続けている状態で、
いつ症状や病気が出ても不思議ではありません。

いつ出るか、出ないか、は
完全にその子の持って生まれた生命力によるのです。

これは吠える犬に限りません。
飼い主さんがとても心配性で、いつも犬を気にしている。
依存している。可愛がっている。
そういう状態も、犬を交感神経優位にする意味では同じです。

飼い主の心の偏りは、なんとなく、ではなく
確実に神経に作用し、愛犬の体の不調の原因になるのです。

ましてやそれを、シニア期になるまで
8年や10年続けているとしたら。

今、病気になっていないから大丈夫、
なんてことはありません。

病気に出ていないとしても、
体は常に、ギリギリの状態です。

体が踏ん張れなくなった時、
病気になるか、または、命を終えていく。
ということに、なってしまうんです。

体の仕組みを知り、
犬にとっての健やかな暮らしはどういうものか?
を理解すると、

吠えや興奮をそのままにしたり、
自分の偏った精神状態をそのままにして犬と接したり、
することなどできるはずがないんです。

少なくとも、偏りをなくすために
できることをやろう。
そうやって動き始めるはずです。

「私がもっと早く学んでいれば。」
そうやって自分を責めている時間さえ、
犬の体にマイナスでしかないのですから。


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心が整う犬ごはんで
「飼い主軸®️」を育てる
飯村香織です。

赤紫蘇、投入。

犬がまだちゃんと生きているのに、
「私がもっと早く勉強していれば」とか
「ちゃんとしつけしていれば」とか
そうやって自分を責めて
泣いたりしても

何も変わりません。

むしろ、その時間とエネルギーがもったいない。

だって、犬の命はそうしている間にも
消耗し続けているのだから。

本当に、犬を大事に思っているなら
自分の間違いに気づいたら、
犬に意識を向けてください。

そこでまた、自分に意識を向けて
「私が悪い」「私ができていなかった」とやっているなら
犬はずっと、置いてけぼりです。

犬を大事にしているように見えて、
自分しか見えていない状態なんです。

犬の体を知ることは、
なにもそんなに大変なことではありません。

まず、水ってどういうものなの?
どんな働きをするの?
なぜ必要なの?

だから、どうやって飲ませれば良いの?

そんな当たり前の毎日のことから
ひとつひとつ見直すことです。

犬ごはんは大変、
犬の体はむずかしそう、
そうやって躊躇する人はおそらく、

学ぶこと自体よりも、
自分に向けた矢印を、犬に向けることができないんだと思います。

自分は後回し、と言いつつ
自分が常に満たされていないから
いつだって自分が前に出てきてしまうんです。

そういう場合は、
飼い主軸講座で4ヶ月間、
しっかりひとつずつ自分に向き合い、
実践していく必要があります。

一方で、
犬のために学びたい。
今、目の前の犬の体に起きていることを知りたい。
そう思える人は、
犬の体から学び始めることができます。

その中で、自分の意識が
少しずつ変化した時に、
自分の状態や、犬の状態が
もっとよく見えてくる。

世界がやっと、広がっていきますから。

とにかく、自分が満たされていない
自信がない
だけど犬のために頑張りたい。

その思いを、行動につなげて
一歩踏み出すこと。

そして、その一歩を
踏み出し続けること。

そのためのカリキュラムになっています。

吠える子だから。
怖がりだから。

そうやって、吠えや
問題を、犬の問題だとしているなら
その犬の体の中で何が起きているのか、だけは
知っておいてほしいのです。

体にどんな影響があって、
どうすれば、楽になるのか。

それが分かっていないと、
しなくてもいい痛みや苦しみを
犬に負わせてしまうことになります。

犬たちの毎日のすべては、
飼い主にかかっているのですよ。

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