愛犬のおしっこがピンク?血尿の理由。

愛犬が血尿や血便をしたら、
びっくりしますよね。

え?

ってなりました、私も。

前の犬、犬太郎も
今のたまちゃんも、
血尿も血便も
一度もなかったので
見たことがなかったんです。

しかも、
季節ごとのお楽しみ、
季節のスパイス教室で
おいしいスパイス料理を
一緒に楽しんでいた時で
もちろん、たまちゃんは
かなりの元気いっぱい。

だから余計に、
「へ?」
となりました。

スパイス料理教室の様子は、
こちらに書きました↓

犬と楽しむ世界のスパイス料理。
昨年スタートした、 「わたしとこのこの心地よい暮らしとお食事教室」 に、たまちゃんと参加していました。 先日、最後の回が終わってしまい...

この教室の参加のルールとして、
わんちゃんはマナーベルト
またはおむつ着用、
というのがあります。

だからたまちゃんは、
その日おむつをはかせてました。

お料理の実食が終わって、
片付けに取り掛かろうとした時、
チェックしたら、
おむつが重かったので、
取り替えました。

その時です。

へ?となったのは。

(この後、おむつの
実際の画像が出ますので
嫌な方はここで閉じてください。)


LINE友達追加で
「飼い主軸を育てる心が整う犬ごはん」
無料動画セミナープレゼント♪
友だち追加
追加できない方は直接ID検索→@487pktrw
インスタライブ情報やその他最新情報をお届け!

犬太郎ガーデンInstagram
メルマガ登録
飼い主軸を育てる心が整う犬ごはん講座


心が整う犬ごはんで
「飼い主軸®️」を育てる
飯村香織です。

おしっこ出たのよ。

おむつを替える時、
排泄物チェクしますよね。

おむつでなくても、
すると思いますが。

もともと水のめぐりが良い
たまちゃん、
おしっこの1回量もかなり多くて
おむつずっしり。

日中は透明からうすーいレモン色の
おしっこをいつもしています。

この時も、
黄色はほぼ無しだったのですが。

なんとなく、
全体がピンク??な気がして
ちょっと違和感がありました。

筋状の赤みが混じってる、
とかそういうのではなく、
全体が同じトーンで
うっすら、ほんとにうっすら
ピンク??というレベル。

気づかずスルーする人も多そうな
そのくらいのほんのり感。

しかし、私は見逃さなかった。
たまちゃんがどこか悪いわけではない、
というのは明らかで
確信に近いものがありました。

だって、
例えば臓器の病気が進行していて、
とかだっら
血尿出る前に必ずその他の症状が
合わせて出ているはずですから。

この元気と気合いで、
そしてお料理食べた後、ということで
なんとなく予想はつきますが、
確かめたい!が止まらなかった。

実際のおむつ画像はこちらです。

うっすらピンクでしょ?
ムラなく均一に混ざっているので
分かりづらいけど。

新しいおむつと比較するとこんな感じ。

画像で見るとより分かりやすい。

でもこれ、
その場で肉眼で見ると
普通のおしっこに見えました。

私も、
なんとなくほんのりピンク?
な気がするけど…?
という感じで、
確信が持てず、
その場にいたみんなに
聞いたんです。

ねぇ、これピンクじゃない?
血尿かな?と。

ちなみに、
スパイス教室は、
犬の食事療法の師匠である
森先生の奥様、ゆき先生の主催で
会場は病院の2階。

参加のみなさんも、
食事療法受講生がほとんどなので
使用済みおむつを見せても
大丈夫なのです。

受講生さんやゆき先生にも見せましたが、
そう言われれば…程度。

これは気になる。

もし血尿だとしても、
なんとなく原因は分かるけど、
まさかね、と思う気持ちもその時は強かった。

もう知的好奇心が抑えられず、
1階の森先生の診察室へ
おむつとたまを抱えて直行。

ちょうど診察を受けた方が
出られたところで
ナイスタイミング!

「先生〜、たまちゃん血尿ですかね、これ?」

待てず、しゃべりながら
診察室に入ってしまった。笑

森先生すぐに
たまちゃんを触診。

「体燃えまくってますよ。
ストレス!」

以上。笑

はい、予想通り。

昨日の記事を読み返すと分かりますが、
ストレス要因盛りだくさんです。

  • 気温が急上昇して急に春の陽気
  • お料理出来上がるまでいつもより長くかかった
  • 早くしろ、とイラつくたまちゃん
  • 私も作業が忙しく給水できず
  • いつも以上に種類豊富なスパイスを使用

そしてベースとして、
すでにたまちゃんは
脳神経が春モードでした。

だから一気にその日、
真夏か?くらいの交感神経状態には
なっていたでしょう。

昨日の記事の
たまちゃんの画像見直してみてください。

かなり気合い入ってますよ、どれも。笑

ストレスが原因、というのは
なんか良く分からない、
精神的ストレス、ということで
終わらせないことが大事ですよ。

今回の場合は、
一番のストレスはやはり、
スパイスで刺激された食欲が
いつもより長い間満たされず、
待たされたことでしょう。

めちゃくちゃ美味しそうな
スパイスの香りが
早々に室内に漂い、
タンドリーチキンもグリルされて
キャロットライスにもスパイス入ってるし
炊き上がって良い香りだし、
時間が経つにつれ
美味しそうな香りがマシマシ。

私たち参加者も、
「おなかすいたー」と口々に
つぶやきながら作ってましたから。笑

心(脳)にストレスが加わり、
交感神経更新により
血管は収縮。

血圧は上昇。

結果、毛細血管が切れて
血液が漏れ出し、
尿に混じった。

血の巡りがもともとあるのと、
粘性が低く、さらさらであること、
出血箇所が出口付近ではなかったことから
全体に混ざり、
わずかな出血だったために
ほんのりピンクとなった。

ということでしょう。

ってことは、
心と肝に反応が出るはず、
と予想をつけて
経絡検査をしてみました。

結果は、予想通り、
というか予想以上。

心肝、虚脱・圧痛。

思わず、ゆき先生と
おぉぉぉ!と声がでました。

(マニアック 笑)

たまちゃんは日頃養生できているので、
この程度で済みましたが、
お水飲ませてなくて、
興奮コントロールもできない(飼い主が)
ような子だったら、
もっと赤みの濃いものが出ていたかも。

しかし。

血尿が出るほど食べたかったたまちゃん。笑

長く待たせたから、
その日はいつもより多めにしっかりと
出来上がったスパイス料理を
食べさせたのもよかったです。

いつも通りひとくち程度だったら
真っ赤なおしっこ出てかも?(苦笑)

症状を見ずとも、
犬の状態を感じて
自然と適した行動をとっていたことも分かりました。

私ナイス。

食べた後はすっかり落ち着いて
早々にキャリーバッグに入り
帰る準備をするたまちゃんでした。

たくさん作ったので、
たまちゃんのチキンカレーと
キャロットライスを、さらに
お持ち帰りもしてきたんですが、
その日の夜は、おあずけ。

いつもの、鶏胸肉と煮野菜ごはんを
いつもの半量だけにして
養生です。

ここでまた、カレーあげちゃったら
またアゲアゲになって
再度、血管切れちゃうでしょ。

様子をみて、
翌日、お持ち帰りした
お楽しみごはんをあげました。

これ、知識と経験がないと
そもそもピンク色に気づかないだろうね、
とみんなで話しました。

気づかないままに、
自然に回復してるんだろうね、と。

気づけないと、
また帰宅後に興奮させたり、
翌日おでかけいったりとか
犬の体の状態が分かってないと
偏ったバランスをさらに崩すような
行動や生活をしてしまいますよね。

その暮らしの果てに、
病気や症状が出る。

飼い主的には、
「突然なった」
と感じる。

あんなに元気だったのに。と。

症状も病気も、
突然なるものなどありません。

経過のスピードが速いものはあります。

だけど、
どんな症状や病気にも
必ず原因ががあります。

中庸から傾いた時に、
それに気づけると
傾いたバランスに拍車をかけることなく
整え、中庸に戻すことができます。

日々の暮らしの中で
そうやって微調整ができると
病気にはなりづらくなります。

人も、犬も。

いやーしかし、
勉強になったー。

何がストレスか?
は、犬にしか分からないんです。

そんなに?!って思いましたよ、私も。笑

血尿出るほどストレスかい?と。

だけど、たまちゃんは
めちゃくちゃ楽しみにしていたし
スパイスで食欲爆増、刺激されて
相当なストレスだったということです。

ちなみに、脈診もしましたが
かなりの浮で、長で、緊脈でした。
キンキンでしたよ。笑

たまちゃんには本当に
勉強させられます。

犬の体を知ることは、
自分の体を知ることです。

犬の体を知り、
日々のケアが自分でできるようになる
犬ごはん講座を
今年はスタートしたいと思っています。

急ぎますので
もう少々お待ちください。

安心な毎日を
すべての飼い主さんと犬が
送れるように、
必要な情報を詰め込んでいきます。

お楽しみに♪

食べた後の顔。すっかり脱力してるの分かりやすい。笑

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする