ルールブックが無効になったら…。

サッカーでも
バスケでも、
オセロでも
ポーカーでも、
何にでも基本のルール
があります。

そのルールのもと、
白が黒に挟まれれば
ひっくり返るし、
ゴールラインを割れば、
点数になる。

ルールが機能している前提です。

体も、ルールブックがあって
それが機能しているという前提のもと、
ごはんを食べたら、
それが胃まで送られて
胃酸が分泌され
蠕動運動が起こり
細かくなって先に送られながら
分泌液と混ざり
栄養が吸収分解されて
不要物、代謝物は
排泄される。

胃は食物を粥状にし、
肝臓は代謝・解毒をし、
腸管は
食物繊維の量によって
運動性を変化させる。

だから、
体の状態を見て、
口に入れるものを変えることで
それぞれの機能を調節することができる。

それが、薬膳であり
食事療法です。

あくまでも、
原則のルールブックが
機能している前提のもとでの
話だ、ってこと。

原則が崩れたら?

ルールブックが機能しなくなったら?

これを与えれば、こうなる。
という原則が通用しなくなる、
ということです。

何を与えても、
どう反応を起こすか?が
読めなくなるんです。

それがルールブックが無効になる
怖さと難しさです。

体のルールブックはどこにあるか、
もう分かりましたか?


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心が整う犬ごはんで
「飼い主軸®️」を育てる
飯村香織です。

つくしにも、雪積もってるのかなぁ。頑張れー!

ここへ来て、また
全国的に天候大荒れですね。

今朝はこちらも
雪でした。

寒の戻りは昔からある時期とはいえ
今年のそれは
激し過ぎる。

付け焼き刃の対処法ではなく
日頃の養生の積み重ねで作った体が
こういう時に強さを発揮しますね。

年齢的にも、
衰えを感じ始めている私ですが
気象病は相変わらず出ずに
日々淡々と生命活動が続けられているのは、
10年越しの生活の現れなのかも、
と今日思いました。

筋トレもそうですが、
やってすぐに
ある程度の変化や実感は
もちろん出ます。

だけど、
粛々と続けること、
積み重ねによって
作られる体の本当の強さ、
みたいなものがあるなと
だんだん分かってきた気がします。

だから、先代パートナードッグ
フレンチブルドッグの犬太郎は
14歳を超えて
最期までしっかり生きることが
できたのだと思います。

4歳くらいで
すでにお顔に
白髪が増えてきていた犬太郎は、
先天の精気、腎の力が
強くはなかったのだと
振り返って分かります。

持って生まれたものは変えられない。

だけど、それを大事に使っていくためには
後天の精気=生活、養生
を上手く取り入れることが鍵。

先週からずっと、
気圧の乱高下が続いています。
まだしばらくは続きそうです。

ここまでなんとか
耐えてきた体も、
今回の厳しい変化には、
対応できなくなって
症状が出始めた子も
多いようです。

人の体調不良もよく耳にします。

気候変化での不調は、
脳がストレスを受けている場合と、
脳の指令を受けて反応する力が
肉体になくなっている場合があります。

もちろん、
両方ともに衰えていて
弱っている場合もあります。

その他、
外部刺激をキャッチする
センサーが鈍くなっていたり
衰えていることもあります。

そうすると、
変化に対応はできませんよね。

センサー、心(脳)、体

どれが欠けても、
弱っても、
連携が崩れます。

ひとつがちょっと弱っても
他がカバーできる力が
あるうちは良いですよ。

だけど、カバーする力も
なくなってくると
症状になって出るんです。

だから、
シニアや疾患持ちは
気象病が起きやすい。

繊細な子、脳機能不安定な子も
そうですね。

それらが原因となって
症状が起きているとき、
たとえば下痢だからといって、
じゃあおかゆで治るか?
というと、
それは分からない、
となってしまうわけです。

おかゆで止まる、というのは
基本のルールに基づいたやり方。

今、ルールブックが無効になっているとしたら
教科書通りやったとしても
出るはずの結果が出るとは限らないのです。

理屈もわからずに、
下痢の時はバナナ粥が良いらしい、
って言ってただ与えている人がいたんですが、
聞いてみたら
また聞きのまた聞き。
なぜそうなるのか?の理屈を
誰も理解していない。

この伝言ゲームは危険過ぎる。
危険だということも分からずに、
ただ良かれと思って
試したり人に伝えたり。

聞く方も、ちゃんと頭を使って
その情報の根拠は?
前提は?と
確認するようにしましょう。

たとえ相手が、
犬の専門家と称していても
獣医師であったとしても。

そうじゃないと、
情弱飼い主になってしまいます。

情弱飼い主では、
犬の健康は守れないどころか、
傷つける恐れ大。

飼い主のみなさん、
強くなろう。

地に足つけて、
自分を生きよう。

今日の生き方が、
明日の私とこの子の体を
作るのですから。