たまちゃんは今月はじめ頃、
冷えと乾燥が一気にきたタイミングで
胃腸風邪をひきました。
あぁ、そうか。
たまちゃんももう6歳になるんだもんな。
と、体全体の変化を感じたんですが
その後、すっかり回復した今も
それを実感しています。
この体調不良をきっかけに、
大きく変わったことがあります。
それは、
ザ・偏食。
なんでもガツガツよく食べるたまちゃんに
こんな日が来るなんて。
予想外でしたが、
でも淡々とやるべきことをやるのみです。
食べないのには理由がある、
と以前からお伝えしている通り、
体が回復した後のたまちゃんの今の偏食にも
もちろん、理由があります。
愛犬がごはんを食べない時、
多くの飼い主さんが陥るのは、
ここなんだな、と実感。
そして、知識がないことで
良かれと思ってやってしまう対応により
別の身体症状や病気、数値異常を作り出してしまうんだろうな、
ということもはっきり分かりました。
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飯村香織です。
胃腸風邪の時、
食べても吐く、が続いてしまい
その時に病院で買ったヒルズの消化器サポートの缶詰に
肉と油の旨みを覚えてしまったたまちゃん。
手作りごはんは一切食べなくなっていたので
たまにはジャンクフード（市販の療法食のことです）でもいいか、
と思って食べさせました。
喜んで食べたので、それはそれで良かったです。
食べないとしょうがないですからね。
今は、体は回復しているのに、
今までの、煮野菜と茹で肉は食べない。
ということで、画像のように、
ひき肉に煮野菜を混ぜ込んで、
ハンバーグ作戦です。
これはガツガツ食べています。
ではこの偏食は、ただのわがままか？
というと、
そうでもないんですよね。
これも、たまちゃんの体に起きている変化を
現しているのです。
6歳になり、体が成長期の右肩上がりから、下降に入ったということ。
交感神経がちょっと1段階下がったことを意味しています。
今までは、お腹が空いていれば
なんでもかんでも食べたかった。
ガツガツいけていた。
だけど、今は、
そこまでの神経の高揚がなくなった。
だから、気が向かないと
食べない。
年を経ることで起こる自然な変化です。
今は、ひき肉ハンバーグ作戦で食べるけど
このままずっとこれだと
野菜の比率も少ないし、
脂が多いので、
また不調が出てきてしまいます。
だから、いかに脂を減らし、
野菜を増やすか。
そしてそれを食べてもらうか。
という調整をしていきます。
今の比率は、肉：野菜は１：１。
不調前は１：２.８くらいだったので
１：２くらいには戻したいところです。
ただ、そんな今でも
うんちは、うんちスコア４のバナナうんちが出ているんです。
そして目に力もあり、元気もある。
体型もBCS 3.0。
脈も長で実。
まったく問題ないどころか、良好。
そうやって、「今」の状態を確かめながら
日々微調整していきます。
昨日から、耳の中がやや脂っこくなってきました。
そろそろ野菜を増やしていかないといけません。
ごはんに野菜が多いと、とたんに残すので 笑
ほどほどにしつつ、
間食としての野菜を少し増やしています。
それは食べる。笑
自分の感情の取り扱いができていなかったり、
犬の体と食の知識がないと、
偏食が起きた時に、
わがまま言って！とイライラしたり
また痩せちゃう・・と不安や心配に押しつぶされそうになったり。
ひき肉食べるならずっとひき肉でいこう！と
食べさせることだけしか考えず、
肝臓や胆のう、膵臓を悪くしてく。
ってことも十分にあるでしょう。
目の前の「食べる・食べない」だけに囚われたり
毎回食事を食べさせなきゃ、という焦りや手間で
気持ちが不安定になっていると、
年齢による自律神経のバランスの変化
にまで気がつくことできません。
これは、単なる知識があるない、の話ではないのです。
知識として知っていたとしても、
いつも全体を見るという視点で生きているかどうか。
これがないと、犬の今の状態を
正確に理解することができないということ。
飼主軸がある生き方は、
メタ認知の視点で、「私」を見ること。
そして「犬」を見ること。
その上で、必要な知識と実践を深めていくことで
見える世界も、分かる範囲も
どんどん広がっていきます。
だから、単に知識不足なわけじゃない。
心配性の私が悪い、という話でもない。
結局やっぱり、飼主軸を育てる生き方を
していきましょう。
ってことに尽きるのです。
たまちゃんの偏食は、もうなんかゲーム感覚で
楽しくなってきました。笑
今夜は、野菜バーグの肉の割合を
ひき肉とささみ同量にしてみます。
固まるのか？笑
愛犬と共に軽やかに生きたいすべての女性に
地球の歩き方をお伝えし
望む世界を生きるサポートをするエキスパートです。
パートナードッグ；ペキニーズ玉美（たまみ）＆ 先代フレンチブルドッグ犬太郎（けんたろう）