数字は間違いない。
数字は嘘をつかない。
だけど、
数字を扱うのは人です。
人が関わるとき、
そこには
人の思いが乗ります。
「ペキニーズ4歳、メス
避妊済みです。
お肉、何グラム与えたら良いですか？」
学術上の計算式はあります。
1日の必要カロリーから、
食品の栄養価、廃棄率を加味して
必要なグラム数を
算出することは、
できます。
だからといって、
それが
「うちの子」にとっての
適量でしょうか？
犬種、年齢、性別、避妊去勢の有無
食品の栄養素、栄養量
計算するために必要な
これらすべては
ひとつとして、同じものはありません。
理論上の数字が出せたところで
それで「みんなが」
「健康」を維持します、
というこは、
誰も言っていません。
理論上の数字、というだけです。
それ以上でも以下でもなく、
ただのデータです。
以上まる。
だけど、
「何グラムですか？」
と聞きたい飼い主さんの本音は、
うちの子の生命に何かあっても
「私のせいじゃない」
「責任をとれない」
だから、
数字に責任を負わせたい。
もしくは、
その数字を教えてくれた
誰かのせいにしたい。
耳の痛い話ですが、
心を掘っていくと
結局そういうことに
なります。
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人も犬も
「心が整う犬ごはん」
を通して飼い主軸を育てる
飯村香織です。
そんで、足めっちゃみじかくてかわいい❤️笑
数字は嘘をつかない、と
思いがちですし
確かに数字自体が
嘘をつくことは
ないと思います。（笑）
結局、
扱う「人」がいる以上、
それが数字であっても
そこに「意図」が乗るのです。
必要なカロリーや栄養
食事回数
計算式や、計算上の数字は
あります。
だけどそれが
「うちの子（愛犬）」にとって
何なん？
という話です。
ドッグフードに表示されている
給与量は
「目安」
でしかありません。
実際、そう書いてあります。
「必要に応じて給餌量を加減してください。」
などと、注意事項が
書き添えられていることも
あります。
手作りごはんについても
同じことです。
数字で示されている
「必要カロリー」
「給与量」
は、
「これを与えていれば完璧ですよ」
「これを与えていれば健康ですよ」
という意味では
ありません。
誰もそんなこと言っていないし
書いていません。
無意識に、
そう思っていたのなら、
それはあなた自身の
「思い」が
そこに乗っかっていたから。
大切な愛犬の
健康や生命を守る責任を
私は負えません。
誰か、お願いします。
と、
その責任を
誰かや何かに
任せたいという状態。
そんな無責任なこと、
思ってない！
と思うでしょうが、
なぜこうなるかというと
自分に軸がないからです。
「飼い主軸」がないと、
そうなってしまうのです。
軸がないと、
責任は持てない。
自分に頼ることは
無理なのです。
自分の体重を
自分で支えられていない状態
なのですから
自分以外の生命の責任を
負える状態ではないのです。
意図せずとも、
愛犬の生命を誰かに丸投げする、
という状態に
なってしまうのです。
大事なのは、
目の前の愛犬が
健康であること。
理論上の数字をあてはめること、
ではないということ。
正解の数字の通りに
ちゃんとやっている私
が大事なのではありません。
間違いない私、が
大事なのではありません。
目の前の愛犬が、
健康で元気であること。
どんな時も、
大事なことはこれなのです。
「タンパク質８０gあげてるんです」
「体重が1キロ増えました」
「500gやせてしまいました」
数字は、ただの事実です。
その数字を元に、
愛犬の身体を理解する。
数字はただの材料です。
数字を使うと、
数字に依存してしまう
落とし穴にはまります。
だから、
グラムじゃなく、
見た目のかさでやることを
お伝えしています。
グラムを量ることが
ダメなのではなくて
量ることで、
数字に依存し
数字に責任を丸投げし
全体が見えなくなることが
ダメなのです。
依存しがちなものは、
一度、完全に断つ！
ことが必要です。
だから、
量るな、と言いたいのです。
（最近は言わないけど・笑）
計算式や数字を出した瞬間に
思考停止するから。
これまでの人生の中で、
一般的な正解を出すこと
間違わないこと
を良しとして
生きてきたのなら
「正解」とされている数字を
手にしたとたんに
目の前の愛犬のことが
正しく見えなくなる。
思考が停止する。
これで合ってる。
私は正しい。
間違っていない。
大丈夫。
これをやってしまっているなら
人生でも同じことが
起きている。
軸を持とう。
地に足つけて、
自分を生きよう。
自分を生きて
飼い主軸を持ち
愛犬の生命と向き合おう。
その時はじめて、
「数字」が
心強い味方になってくれるから。
数字に振り回され、
数字に依存し、
手に入るものは
何だったでしょう？
一瞬だけ、
安心できるかもしれない。
だけどその一瞬の安心、
責任逃れと引き換えに
手に入るものは
数字に追われる苦しさ。
数字通りにやっていたのに
体調も体型も崩す愛犬。
計算式の数字通りにやって
健康になるなら
病気なんて起こらないよ。
目を覚そう。
愛犬のことをきっかけに
それに気づけたなら
それは愛犬がもたらしてくれた
豊かさです。
自立して、
飼い主としての自覚をもって、
自分を信じる生き方を
今から始めていきましょう。
頼るべきは、
数字ではなく
「私」の感覚。
見るべきは、
数字ではなく
「目の前の愛犬」。
自分を生きると
覚悟を決めた瞬間に
やっとあなたの人生が始まります。
その時、
愛犬は
今までと違って見えてくる。
愛犬がくれた
自分を生きる世界を
始めましょう。
モヒカン消えました😂良い傾向❤️
もひかんが脱水センサーw
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