心地良い場所の罠。

「今、特に不満はないんですけど…」

こんなふうに感じながら、
それでも何かが足りない気がしている。

心地良い場所が、あなたの成長を止めているかもしれません。


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心が整う犬ごはんで
「飼い主軸®️」を育てる
飯村香織です。

つらくもないし、悪くもない。
でも、進んでいる感覚もない。

そういう状態、ありませんか?

実は、その「心地良い場所」が、
成長を止めてしまっているかもしれません。

前回、お伝えした「成長の踊り場」の話を覚えていますか?
踊り場には3つの状態があって、
その中の「②停滯の足踏み状態」が、
実は私たちが一番引っかかりやすい状態なんです。

それが「コンフォートゾーン」。
心地良い場所。 ぬるま湯に浸かっているような感覚。

ここから、なぜ抜けられない人が多いのか。
そして、どうしたら抜け出せるのか。
今日はそこについてお伝えしたいと思います。


■ コンフォートゾーンとは

コンフォートゾーンというのは、要するに「安全圏」です。

ここなら、失敗することがない。
ここなら、傷つくことがない。
ここなら、不安を感じずに過ごせる。

だから、心地良いんですよね。

でも、忘れてはいけない点があります。

その心地よさの代わりに、新しい成長も、手に入らなくなる、ということです。

順調に成長していた人でも、
この踊り場に立つと、どうしても立ち止まってしまう。
リスクを避けるために、次の階段へと足を踏み出す挑戦を止めてしまうからです。

40代、50代の自信のない飼い主さんだからこそ、
尚更、この心地良さに吸い込まれやすいんです。

「今のままでいい」
「これ以上、頑張らなくてもいい」

そんなふうに思いながら、実は心のどこかで「何か足りない」と感じている。
その微妙な感覚が、あなたの心に引っかかっているのではないでしょうか。


■ なぜコンフォートゾーンから抜けられないのか

コンフォートゾーンから抜けられない理由は、シンプルです。

次のステップに足を踏み出すには、エネルギーが必要だから。

踊り場と階段の境界線付近では、
心身ともに消耗しやすくなるんですよね。
心身が疲弊すると、注意力も散漫になります。

そうなると、どうなるか。

過去の悪い習慣に戻りたくなったり、
甘い誘惑に負けやすくなったり、
「今のままでいいんじゃないか」という思いが、ぐんと強くなる。

これが「魔が差す」瞬間のメカニズムなんです。

また、人間には本質的に「変化を避けたい」という欲求があります。
特に、これまで頑張ってきた人ほど、
「今のままでもいいんじゃないか」という気持ちに、なりやすい。

40代、50代になると、この気持ちはもっと強くなります。

新しいことを始める体力もない。
今の安定を失うのは怖い。
自分はここまでが限界かもしれない。

そんなふうに感じるのは、自然なことです。
だからこそ、多くの人がコンフォートゾーンにはまり込んでしまうんです。


■ コンフォートゾーンを抜ける3つのステップ

では、どうやってそこから抜け出すのか。
実は、難しくありません。

ステップ1:現在地を認識する

まず大切なのは、
「今、自分はコンフォートゾーンにいるんだ」と気づくこと。

気づくだけで、心が動き始めます。

「不満はないけど、何か足りない」
その感覚を無視しないでください。

それは、あなたの内側から上がっている信号です。

ステップ2:小さな「違和感」を感じる

完璧な不満や問題がなくても、
微かな「何か足りない感じ」や「もったいなさ」を探してみてください。

「こうなったらいいな」
「こんなことができたら素敵だな」

そういう微かな違和感が、実は成長へのドアなんです。
その小さなシグナルを見つけることが、次への第一歩になります。

ステップ3:「いっぽ」を踏み出す

そして、踏み出すんです。
大きな変化は、必要ありません。

今できていないことを1つ選んで、
小さく始めるだけ。 完璧じゃなくていい。 失敗してもいい。

「いっぽ」の精神です。

その小さな一歩が、あなたの螺旋を、
また上へ上へと進ませていくんですよね。

■ 軸があれば、踊り場は変わる

もう一つ、大切なことがあります。

コンフォートゾーンから抜ける力というのは、
実は「自分の軸の強さ」なんです。

飼い主軸を持つ人と、そうでない人の違いは、ここにあります。

軸がしっかりしていると、
たとえ踊り場にいても、迷わないんですよね。

「なぜ、この道を選んだのか」
「自分は、何がしたいのか」

その原点が、時々の選択を変えます。

コンフォートゾーンの心地よさに誘われても、
自分の軸がしっかりあり、循環していれば、
「ここじゃない」と気づける。

踊り場は「停滯」ではなく、次のステップへの「準備期間」に変わるんです。
だからこそ、飼い主軸を育てることが、何度も何度も大切になるんですよね。


あなたは今、成長の螺旋階段を昇っていますか?
それとも、踊り場にいますか?

もし心当たりがあれば、小さな違和感を探してみてください。
その「何か足りない感じ」が、あなたの次へのドアです。

踊り場の心地よさから、一歩、踏み出してみませんか。

その一歩が、あなたを次の螺旋へ導きます。

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