犬を見るのは、誰ですか?

アレルギーですが、
控えた方が良い食べ物ありますか?
何が効きますか?

腎不全です。
動物病院の療法食フードをあげています。
何か食べさせた方が良い
食べ物はありますか?

こういう質問が出てくる時、
飼い主さんはほとんどが、
愛犬を見ていません。

「そんなことない!
愛犬が病気だから、
なんとかしようとしてるんだ!」

って、声が聞こえてきそうですが
だとしたらなおさら、
愛犬を見ていません。

病名、症状名がつきました。
それは、動物病院で獣医師により、
診断されます。

獣医さんは、
検査結果などの数値をもとに、
病名をつけます。

そうすることで、
お薬を投与することができます。

獣医さんは、何を見ているか
分かりますか?

「病気」を見ています。

西洋医学は、病気を見る。
東洋医学は、人を見る。

とよく言われます。

動物病院も同じです。

西洋医学は、病気を見る。
東洋医学は、個体を見る。

〇〇病です。〇〇という症状です。
△△は与えてはだめでしょうか?
何が良いでしょうか?

ほら。
こういう質問が出るとしたら、
それはやはり
あなたも、
目の前の愛犬の体がどうなっているか?
が見れていません。

病気を見ているのです。

病気を見ていても、
その子の原因は改善していきませんよね。

西洋医学が病気を見るのは、
対症療法だからです。

一緒になって飼い主さんが
病気を見ていたら、
ではこの子の体を、
状態を、
何が必要で何が過剰かを、
誰が見るのでしょうか?


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心が整う犬ごはんで
「飼い主軸®️」を育てる
飯村香織です。

雨上がりの公園のクローバーは、蓮田を思わせる美しさでした。

病気や症状に対して、
良い食材、ダメな食材、
を追いかけても、
それがうちの子にも適用されるのか?
は分かりません。

だって、同じ病名・症状名
だとしても、
状態はみんな違います。
原因も違います。

だから反応も、
当然違います。

大事なのは、
「なぜ、そうなっているのか?」
の、原因です。

病気や症状は「結果」です。

必ず「原因」があります。

そしてその「原因」は、
生活の中にあるのです。

飼い主さんのお仕事は、
根本治療です。

獣医さんと一緒になって
対症療法を追いかけているなら
いつまでたっても改善されず、
逆に落ちていく一方です。

だって、
原因に誰も対処していないのだから。

屋根の穴を直さずに、
雨が振ったら
ひたすら雨漏りをバケツで集め、
お水を拭いて、
雨漏りが止まるまで
対処し続けるのと似ています。

雨が止んで、
溜まっていた雨がなくなれば
雨漏りは止まるでしょう。

だけど、また、
雨が振ったら漏れてきます。

その都度、対処すれば
それでいいじゃないか。
とはいかないですよね。

だって、
そんなことを繰り返しているうちに、
やがて屋根も、その下の室内も
腐食し始めますよ。

体もまさに同じこと。

対症療法を繰り返していくうちに、
どんどん弱っていきます。

そして今度は、
別の場所から雨漏りが起こったり、
柱が腐食して家が傾いたり…

同じ原因によって、
支えきれなくなったところに
他の不具合が次々に出てきます。

腎臓サポートフードを食べ続けていたら
今度は肝臓の数値が高騰した。
ということも同じですね。

だから、飼い主さんは
愛犬をちゃんと見てください。

なぜ、そうなっているのか?
を考えてください。

そのために必要な知識を入れ、
自分でも考えて
その上で、専門家の意見を求めてください。

たとえ東洋医学の先生に診てもらっても、
飼い主さんが
「病気を見ている」視点のままなら、
改善は難しいと思います。

あり方を変えてください。
視座を上げてください。

過去の生活によって起こった
今の状態に名前をつけて、
そこに振り回されている自分に
気づいてください。

いつまでもバケツで雨漏りに
対処しているあいだに、
愛犬の体は弱っていってしまうのだから。

あなたが見るべきを、
「今」の、「犬の状態」です。
原因は、なんですか?

そこを見つけていきましょう。

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