中医学の考え方のベースに、
「整体観念」
というものがあります。
人の体と自然環境が統一されていて、
人体内部のさまざまな部位が
相互に影響し合っているという考え方です。
犬の食事療法でも、
・全体を見る
・つながりを考える
ことが基本ですが
それは整体観念に基づいています。
体の不調を考える時、
症状が起きている箇所だけを
見るのではなく、
「全体」を見ることが必要。
「全体」とは、
個体全体ですが、
どこまでを全体とするか?
によって、
見えるものが違って来ます。
より、引きで、高い視座をもって
大きく捉えた時、
末端の個体の細部に起こる現象が
腑に落ちていきます。
肝臓の不調だとしたら、
胆のうも合わせて考える。
そしてさらに、
脾=消化機能全体を見るために
胃・小腸・大腸・膵臓も考えること。
それぞれの臓器が
つながっているその連携に
意識を向ける。
起こっている不調は、
心から来ているかもしれない。
肉体+心で、全体捉える。
もっと言うと、
人も犬も、
個体が生きる住環境、
自然環境、
地域性、
季節、
さらには、太陽との関係、
宇宙。
「全体の中で影響し合っている」
の「全体」は、
宇宙という本当のすべて
の事を言っているわけです。
そこまでの全体で
個体を見ることができるようになると、
すべてが腑に落ち、
今なぜ、それが起こっているのか?
も、理解しやすくなるのだと
思うのです。
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飯村香織です。
体を考える時、
臓器だけを切り離して考えるのではなく、
臓器同士のつながりや
影響、
関わりの相互作用とバランスを見て
「体」という全体を捉え
さらに、
環境、自然、宇宙という
もっと大きなシステムの中での
体への影響や関わり、バランスも見ていくのが
東洋医学の大きな特徴です。
身体の臓器や器官、皮膚
などをパーツとして切り離して考え
突き詰めていき、
悪い部分だけを除去したり改善するのが
西洋医学。
どちらが良い悪いの話ではありません。
それぞれの考え方、特徴を知って
必要に応じて使い分けることが大事です。
どちらにもメリットとデメリット
陰と陽があるのですから。
心臓は、心臓だけでは生きられません。
私たちも犬も、
単体で生きているわけではないのです。
全体の中で、
生かされています。
だから、
大自然に背いた生き方、暮らし方、食事などは
体の不調を引き起こすのです。
整体観念。
宇宙を感じる深みのある言葉です。
悩みや苦しみに囚われている時、
自らを狭い世界に押し込んで
「全体」が見えなくなっているはずです。
視点を引き上げ、
宇宙全体の中の「私」が
自然と調和した生き方をできているのか?
そこに答えがありそうです。
全体の一部としての「私」
「私」の中に全体がある。
そんな意味も含まれていますよ。
愛犬と共に軽やかに生きたいすべての女性に
地球の歩き方をお伝えし
望む世界を生きるサポートをするエキスパートです。
パートナードッグ;ペキニーズ玉美(たまみ)& 先代フレンチブルドッグ犬太郎(けんたろう)