頭下げて寝る子、上げて寝る子。

犬が寝ている時、
だんだんベッドから出てきて、
頭だけがくんと下げて寝たりしてること、
ないですか?

先代犬、
フレンチブルドッグの犬郎は
よくそうなってました。

せっかくふかふかのベッドで
枕代わりのクッションも
置いているのに

寝入ると、
頭だけびよーんと出して、
体より低い位置に
頭だけ下がった状態に。

それを見つけた私は、
そーっと頭を両手で支えて
ご丁寧に元の位置に戻していました。笑

これが実は、
犬太郎の体にとっては
大迷惑行為だったということに
学びを深めた今気付かされました。

一方で、
今のパートナードッグ
ペキニーズのたまちゃんは
正反対です。

どんなところでも必ず、
頭を高くします。

枕を使いたいタイプです。

え!?それ、高すぎない??
という高さでも、
段差があればそこにあごを引っ掛けて
リラックスしています。

首疲れないの…?って
言いたくなります。笑

これがまた、
犬の体を知ると
激しく納得なのでした。

フレンチブルドッグと
ペキニーズ

どちらも鼻ぺちゃ犬と言われる
短頭種ですが
なぜ真逆なのか?

そこに個体の特性が現れています。


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心が整う犬ごはんで
「飼い主軸®️」を育てる
飯村香織です。

犬太郎くんは、
フレンチブルドッグで
頭が大きいです。

最初はこうやって寝てるけど、
だんだん頭が下がるような位置に
寝ながら移動したりしてました。

なぜか?

寝てる時は
副交感神経が優位になりますから
体の機能はお休みモードです。

フレブルは頭が大きいので、
たくさんの血液を必要としますが、
オフモードになると
なかなか十分な血液が
頭に上げられなかったんでしょうね。

だから自然と、
頭を下げる。

低くすれば、
血液は液体だから
送るのも楽になります。

セルフケアで
寝姿勢を変えていたってことです。

それなのに、
私は良かれと思って
いちいち体制を元に戻していた、
余計なことをする飼い主でした。笑

ごめんね、犬太郎。

では、たまちゃんは?というと、

たまちゃんも気が上がりやすい
鼻ぺちゃ犬で、
目も大きいので

頭部に血液はたくさん必要です。

だけどたまちゃんは、
かならず頭を高くしたがります。

それはエラそうにして
態度がでかいから、なのではなく
(いや、まったくない訳ではないけれどw)

その方が体が楽だからなのですね。

たまちゃんは、
お元気過ぎ病で
頭に気が上がりやすく、下げにくいタイプです。

犬種特性もありますが、
個体特性でしょうね。

血圧を上げるのは、
苦ではないってことが分かります。

だけど、下げにくい。

だから頭部を上げておいた方が
体がラクなのです。

ということは、
たまちゃんの体は相当生まれつき強そうだ、
ということも分かりますよね。

心が強いわけですから。

なんか長生きしそうだな…
とは、我が家に来た時から思ってましたが
年々それを実感しています。

鼻ぺちゃ犬だから、
とひとくくりにして見ると、
個体の違いが見えなくなってしまいます。

知識はあくまでも、
概論です。

そこに実際の犬の姿、
行動、状態をあてはめて
つなげて考えること。

全体を見ること。

いつでも視座を高くして
柔軟に捉えることを
心がけていきましょう。

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