「療法食フード」を、ご存知でしょうか?
『犬の「療法食フード」とは、
特定の病気や健康状態に対応できるよう、
栄養成分の量や比率が特別に調整されたドッグフードです。
治療の補助や症状の悪化防止を目的としており、
必ず獣医師の診断と指導のもとで与える必要があります。』
ネット検索すると、
おおむねこのようなことが書かれています。
腎臓疾患、尿路結石、消化器疾患、
食物アレルギー、体重管理・・・などなど
症状や不調箇所に合わせて調整されたものです。
これ、言葉通りなんですが、
犬の健康(元気)という状態になることを
目的としたもの「ではない」ってことなんです。
「特定の病気や健康状態に対応できるよう」
とありますよね。
絶妙な書き方です。
要は、今出ている不調や数値異常に対して
働きかけるためのもの。
つまり、
「健康な状態を作ること」と
「今出ている症状や異常に対応すること」は
必ずしも同じではない、ということです。
それが良いか悪いかは、
いったん置いておきましょう。
特定の症状や臓器に対応する、というのは
西洋医学の特徴的な考えです。
全体ではなく、その箇所だけを
切り取って考える。
そういう前提のもとでは、
療法食フードは間違ってはいません。
でも、臓器が独立して働いているわけではありませんから
一箇所が悪くなっているということは、
その他の箇所の不具合があるということです。
それをカバーできなくなった臓器に
不調として現れているだけ。
なので、見える形で現れている不調「だけ」を
抑えることは
「治る」「健康になる」とはイコールではない。
本当の原因にアプローチしない限り、
症状が出なくなったとしても
体に負荷はかかり続けているということ。
逆に症状が見えなくなることで、
進行に気づけなくなるから、危険性も高まる。
とも言えます。
療法食フードを与え続けることによって、
他の臓器への負担が増していく可能性が高いので
私は療法食フードを使うことはないんです。
ここで、考えて欲しいのです。
すべてのことに、陰陽がある。
光と影。
長所と短所。
メリットと、デメリット。
私が考える、
療法食フードのデメリットであり
陰の部分は今あげました。
では、療法食フードにも必ずある
メリット=陽の部分は、
どんなことだと思いますか?
ここで手を止め、
一度自分で答えを出してみてください。
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飯村香織です。

米ぬかとみかん・バナナの皮
で液肥を作りました。
土の中のバランス調整です。
療法食フードの陽の面は、
何だと思いますか?
これは、今朝
飼い主軸ラボのコミュニティー内で
ラボ生に向けて出した問いです。
それぞれに、考えてみてください。
答えは・・・
あなたが出した答えが、
「あなたにとっての」療法食のメリットです。
分かりますでしょうか。
陰陽とは、
唯一絶対の答えはない、ってことです。
人によって、
見えている世界が違う。
すなわち、
人によって、陰陽も違うんです。
でも、必ずあるんです。
人はついつい、人でも物でも出来事でも
今見えているものがすべてだ、と思いがちです。
だけど、どんな時でもそれは
ある一箇所を切り取って見ているだけなのです。
陰陽両面に等しく目を向け、見たときに
はじめて、物事の全体像が見えてきます。
では、私にとっての
療法食フードのメリットは何か?
それは、
飼い主の安心。
良くない症状や不調が出ている犬にとって、
不安な飼い主が、その思いを犬に向け続けることは
犬の心と体にとって、
非常に大きなストレスであり、マイナス要因です。
療法食フードを獣医師に勧められ、
それを与えることで、
飼い主が安心して、頼れるなら
犬の体にとって直接的には負担でも
飼い主がさらにかけるマイナスの要因を減らせる、
という意味では
やらないよりはマシなのかな、と思うのです。
え、ひどい。と思う人もいると思います。
私もちょっと前まではそう思っていました。
考えない、学ばない、獣医師に言われるままに
飼い主としての責任転嫁してる。
犬がかわいそう。って。
だけど、陽の面は何か?が
より全体から見えるようになってきました。
だって、そのくらい愛犬に依存し
「いつもと違う」症状病気に対して
ネガティブ感情におぼれ、犬にそれを向け続ける飼い主は
本当にたくさんいるんです。
それを自分で何とかできない人も、いるんです。
だったら、少しでも飼い主の不安が減ることは
トータルで見た時に、
犬の体にかかるマイナスの量が減らせるかも。
それが、今の私に見える世界です。
犬の食事療法的に言うと、
やはり、療法食フードを与え続けることは
根本治療にはなり得ない。
犬の負担を増やすことになるから、
私は絶対選ばないですけどね。
こうやって、
日常のひとつひとつに、
「私はどう思うだろう」
「これの、見えていない面はなんだろう」
「あの人には、どう見えているのかな」
というように、
視点を広げることが
犬の命の全体を捉える上では役に立ちます。
自分を生きるなら、
日々、自分自身にそうやって意識を向けて
制限を解いて、
世界を広げ続けていって欲しいなと思います。

愛犬と共に軽やかに生きたいすべての女性に
地球の歩き方をお伝えし
望む世界を生きるサポートをするエキスパートです。
パートナードッグ;ペキニーズ玉美(たまみ)& 先代フレンチブルドッグ犬太郎(けんたろう)